北京同仁堂偏たん復原丸は脳卒中やその後遺症(半身不随)の治療と予防。脳卒中による半身不随や運動障害、言語障害などを改善し、体の痛みを和らげます。また脳卒中の発作を予防する効果もあります。薬の成分は天然生薬ですので、副作用の心配はありません。脳卒中による顔面神経痛、下肢痛にもおすすめです。
1回1粒を1日2回。朝夕、食後30分後、水、ぬるま湯、または紹興酒のいずれかで服用。
服用方法の詳細:外包を割り、なかの丸薬を小さく切って飲む。或いはそのまま口に入れて、かんで服用する。
黄蓍、高麗人参、センキョウ、沈香、三七(田七人参)、肉桂、氷片など。
服用中にばこや酒をなるべく少量にしてください。
北京同仁堂
脳卒中(脳血管疾患)は脳血管障害ともいうように、血液の流れ、血液循環の障害による病気です。漢方医学(中国では「中医学」という)では「血のめぐり」といわれていますが、私たちがよく使っている「血のめぐりが悪い」などと通じるものです。西洋医学的にいえば、抹消の微小循環障害、血液凝固能の異常、出血をともなう組織の障害などさまざまな血液循環の病態を複合した症候群であると考えられます。
血液は、人間の体の組織や細胞活動に不可欠な酸素と栄養素の供給から、代謝の産物である炭酸ガスや老廃物の除去を血液循環が行っています。この血液循環、つまり「血のめぐり」がスムーズにいかなければうっ血の状態となり、血管に血の塊や血管壁に老廃物がたまり、血の流れが詰まったり、止まったり、出血したりして、脳卒中を引き起こすのです。その原因を、漢方医学では「血のめぐり」が悪くなる「うっ血」としてとらえていたのです。
このように、脳卒中の原因は血流の問題で、漢方医学でも血のめぐりが悪くなるうっ血が脳卒中の原因となっているととらえているのです。漢方ではうっ血を改善して血の流れをよくする漢方薬を中心にして、体全体の血液の流れを正す治療を行っています。
また血液中のコレステロールや中性脂肪の高い症状である高脂血症や慢性的な高血圧症は脳卒中を発生させる大きな原因です。血液の粘調度が高まり、毛細血管での血圧の流れが停滞したり、高い血圧で血管壁を損傷したりします。こうしたうっ血状態、高血圧状態を漢方薬で改善することで、血液循環がスムーズになり、組織の新陳代謝が良くなって、免疫力が高まって治癒力を上げていくのです。
こうした血流を良くして、さらに「漢方と免疫」に注目して生まれた複合漢方薬に関心が高まっています。免疫を高める生薬、血液循環を良くする生薬などを配合、処方して、脳血管の疾患を改善するのが複合漢方薬です。脳血管の疾患への基本的作用として、血中脂質の低下、血圧の調整、血管壁の強化、コレステロール代謝の調整、代謝機能の強化、知覚・神経機能の回復などがあげられています。
偏たん復原丸//半身不随 についてお客様の声 |