【商品名称】 葵花金匱腎気丸
「金匱腎気丸」は、またの名を「桂附地黄丸」「八味地黄丸」と言います。これは漢時代の張仲景著作の「金匱要略」が由来です。主に炮附子(ほうぶし)、熟地黄(じゅくじおう)、山茱萸(さんしゅゆ)、サジオモダカ、肉桂、牡丹皮(ぼたんび)、山芋、茯苓(ぶくりょう)の8種の漢方素材から構成されています。「金匱腎気丸」は遥か昔から、腎陽不足(※1)が原因で引き起こされる咳、喘息、勃起不全、早漏、前立腺増生症等の治療に対して用いられてきました。
「金匱腎気丸」で前立腺増生症を治療する期間は10日間を1クールとします。一般的には1〜3クールほどで緩和もしくは完治できます。老人性尿失禁を治療する期間は7日間を1クールとします。一般的には1クールでかなりの効果を実感でき、3〜5クールで完治できるでしょう。
日本医学研究員により、「金匱腎気丸」を長期服用する事で高齢者の免疫力向上に限らず、老衰による視力減衰にも効果がある事が分かっています。一般的に治療期間として半年程を目処に服用される事をお勧めします。
※1 中医学における「腎」(気を蔵する生命の根本となる重要な臓器)の陽気が不足している状態を指します。
【性状】
本製品は黒褐色の糖衣製剤です。微かに甘苦く酸味があります。
【形状】丸い錠剤
【適用症状】
腎虚水氾(※2)、足腰のだるさ、排尿困難、四肢の冷えなどに対して用いられます。腎陽不足(※1)が原因で引き起こされる咳、喘息、勃起不全、早漏、前立腺増生症等に有効です。
※2 漢方用語。「腎」が弱り、水腫が生じる病気を指す
【成分】
地黄(じおう)、山芋、山茱萸(さんしゅゆ)、茯苓(ぶくりょう)、牡丹皮(ぼたんび)、サジオモダカ、桂枝、附子(ぶし)、牛膝(ごしつ)、車前子(しゃぜんし
【用法用量】
経口薬です。一度に4〜5g(20〜25粒) 、一日2回服用して下さい。
【注意事項】
1.妊娠期間中の方はご利用できません。
2.風邪薬と同時に服用しないで下さい。
3. 赤石脂(せきしゃくし)や他の製剤と一緒に服用しないで下さい。
4.本品に含まれる肉桂は温熱薬です。口内乾燥症や煩躁気急(※3)、糖尿病、慢性腎炎、高血圧、心臓病の方には適しません。
5.用法用量を守り、児童や高齢者は医師の指示に従って服用して下さい。
6.食前もしくは食事中に服用して下さい。
7.服用後2週間経過しても一向に改善が見られない場合、または食欲不振、頭痛、胃の不快感などが生じた場合は、直ぐに医師の診察を受けてください。
8.本製品に異常(変形など)が見られた場合は即座に服用を中止してください。
9.児童が服用する場合は必ず保護者の監視下で服用して下さい。
10.子供が届かない場所で保管してください。
11.他の薬品を服用中の場合は、本品を服用前に必ず医師の指示を仰いで下さい。
※3 漢方用語。煩悶しもだえ乱れ呼吸が早くなる事を指す
【承認番号】国薬准字Z20055135
【製造会社】K龍江葵花薬業股份有限会社
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