【薬品名称】 臌症丸(腹水丸)
【成分】p礬、甘遂、大棗、小麦
【効能主治】利水消種、除湿健脾。 腹水を除去するのに用いる。腹部、胸部が膨らむ、四肢の水腫、大便硬くなる、血尿
【用法用量】食前服用。1回10粒、1日3回
【不良反応・禁忌】確認されていない。
【批准番号】国薬准字19983013
【生産企業】邯鄲製薬有限公司
腹水の原因は水毒蛋白質
独自の理論に基づいて開発された唯一の腹水・胸水治療専門漢方薬
腹水・胸水・浮腫の原因を特定することから臌症丸(腹水丸)の開発はスタートしました。
肝硬変、悪性腫瘍、心不全、腎不全などの病気が元で水分と塩分の代謝障害が起こると体液が正常に排出することができなくなります。
この状態が永く続くと体液に含まれるたんぱく質が互いに結びついて水毒蛋白質と言う毒性の強い蛋白質が形成されます。
水毒蛋白質は強い吸着性、吸水性を持ち、正常な体液と比較して尿や便から体外に排出されにくくなります。 また、この水毒蛋白質は絶えず周りの体液を吸収してどんどんその量を増やし腹水や胸水、水腫等の症状が現れます。
この水毒蛋白質を分解できる唯一の物質が甘遂に含まれるポリペプチドであることを解明し臌症丸(腹水丸)が誕生しました。
溜まった体液を尿や便として体外に排出して腹水、胸水、水腫を根本的に治療します。
腹水・胸水・水腫治療について
■西洋医学では
利尿剤の服用・・・体内の水分を尿として強制的に排出し、腹水の減少を図る。
針を突き刺して抜く(腹水穿刺)・・・針を突き刺して体外に排出する。
アルブミン投与・・・アルブミンの投与によって血管内と体液の浸透圧バランスを変化させ体液を血管内に戻す。
などですが、いずれの方法も根本原因の改善がなされていないため一時的な改善の可能性はありますが、治癒することはありません。
また、治療による副作用、患者さんへの負担が大きく、より深刻化する可能性が心配されます。
■中国医学では
腹水などの症状を…鼓症と言います
.鼓症とは、腹部が太鼓のように大きく張り出すことから命名されました。腹部は暗い黄色をしており、血管が浮き出るという特徴を持ちます。
鼓症は“気鼓、血鼓、水鼓”に分類され、いわゆる“むくみ”全ての臨床症状を指し示しています。
中国医学の理論では腹水は体をめぐる「気血水」が腹部において滞り、だんだんと肥大することにより腹水が形成されると考えられています。
●臌症丸(腹水丸)での治療
臌症丸(腹水丸)は腹水の原因を治す根本治療です。
主成分である甘遂のポリペプチドが水毒蛋白質を分解して腹水、胸水が溜まる原因を取り除きます。
●臌症丸(腹水丸)の主成分
甘遂(かんすい)…利尿効果、腹水・胸水の治療
p礬(そうばん)鉱物…水分代謝改善、解毒、補血、消腫瘍・抗癌
大棗(たいそう)…補脾胃・養営安神・緩和薬性
小麦(しょうばく)…利尿効果・養心安神
●甘遂から有効成分だけを抽出することに成功
中国医学では甘遂が腹水、胸水、水腫に対する最も効果の高い天然生薬だといわれています。
しかし甘遂は毒性が強い生薬でその使用には厳重な注意を払わなければなりませんでした。
臌症丸(腹水丸)はこの毒性の強い甘遂を主原料としますが、世界で始めてポリペプチドとサポニンの有効因子を抽出することに成功しました。
つまり、甘遂の有効成分をそのままに、毒性だけを取り除くことができたことで、安全かつ即効性がある腹水治療薬が完成しました。
特に、肝臓がんによる腹水と肺がんによる胸水を除去する効果は高く評価されています。
■臨床試験
臌症丸(腹水丸)は5年にわたり中度、重度の腹水、水腫患者6400名に対して臨床試験を行われました。
●臨床試験により得られた腹水丸の特徴
利尿剤による腹水治療の欠点を克服
利尿剤では根本から完治できない+副作用(肝機能)がある。
これらの欠点を克服し根本治療ができます。
効果が早く、回復までの期間が短い
効果が早く現れる場合はは3〜5日腹水丸を服用すると尿の量が多くなり腫れ浮腫みが軽減を感じることができます。
通常1クール服用する間に効果を実感できた場合は、腹水が完全になくなるまで服用を継続してください。
その後1〜2クール継続服用することで再発を予防することができます。
安全・副作用が無い
臌症丸(腹水丸)(国薬)は厳しい毒性試験を経て開発されていますので安心してお使いいただけます。
1998年11月の発売以来一件も事故の報告がありません。
また、腹水丸は純粋な漢方薬の製剤で副作用の心配がありません。
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