芡実(けんじつ)とは
芡実(けんじつ)はスイレン科のオニバスの成熟種子を乾燥したもの。 和名:鬼蓮;別名:鶏頭。
芡実(けんじつ)の効能
[性・味・帰経]性平、味甘・渋;帰脾・腎経
芡実(けんじつ)薬理作用
補脾祛湿、益腎固精;収斂・滋養・強壮の作用 1.脾虚による慢性下痢に用いる。 多くは党参、白朮、山薬、蓮子などを配合して使用する。 2.腎虚による遺精、尿失禁、白帯過多に用いる。 遺精、滑精には、沙苑子、竜骨、牡蠣、蓮子などを配合する。例:金鎖固精丸。 遺精、頻尿、白帯過多などには、金桜子を配合する。例:水陸二仙丸
芡実(けんじつ)の臨床応用
民間では滋養、強壮、鎮痛薬として、痛風、膝、腰の関節痛、遺精、小便失禁、下痢、帯下に用いられてきた。食用にもする。 1.脾虚による慢性下痢に用いる。多くは党参、白朮、山薬、蓮子などを配合して使用する。 2.腎虚による遺精、尿失禁、白帯過多に用いる。遺精、滑精には、沙苑子、竜骨、牡蠣、蓮子などを配合する。例:金鎖固精丸。遺精、頻尿、白帯過多などには、金桜子を配合する。例:水陸二仙丸。 3.去湿に用いる。とくに湿熱によるやや黄色の白色帯下に効果がある。
芡実(けんじつ)の成分
多量のデンプン、カタロースを含む。100グラム中に蛋白質4.4g、脂肪2.2g、炭水化物32g、粗繊維、灰分、カルシウム、リン、フッソ、ビタミンなどを含む。
芡実(けんじつ)の使用方法
【薬膳】 芡実は薬膳でよく使われる食材で、スープの他、お粥、薬膳鍋、煮物や蒸し物にも使います。
【薬酒】 他の生薬と焼酎に浸けて薬酒にするのもできます。かすかな甘味と苦味のある薬酒 。結構飲みやすく美味い。料理の隠し味などなんにでも使えそうな健康酒。
【参考用量】 生薬や薬膳として使用:9-18g
芡実(けんじつ)の注意事項
1.ケンジツの効果は確かではあるが、効果の発現が緩慢で、1ヶ月以上服用してはじめて効果があらわれることもある。 2.ケンジツと山薬はともに健脾の効能があるが、山薬は補益力がやや強く、ケンジツは固渋力がすぐれている。 3.ケンジツと蓮子を比較すると、ケンジツは補腎が主で、固渋することによって健脾するが、蓮子は清心が主で、益気することによって健脾する。
原 材 料 |
芡実 |
内 容 量 |
500g |
保存期間 |
10ヶ月 |
産 地 |
中国 |
添 加 物 |
無 |
メーカー名 |
方家舗子 |
包装方式 |
真空 |
生産許可番号 |
350301040008 |
商 品 基 準 番 号 |
Q/FJPZ 0013S-2010 |
保存方法 |
直射日光、高温多湿の場所を避け常温保存 | |