一見、とても刺繍のようには見えませんが、近づいてよ〜く見ると(拡大写真をご覧ください)とても細かい繊維状の刺繍が確認できると思います。これは、一本の糸を更に細かくほどいて繊維状にしたものです。間近で見ても、それが刺繍とわからないほどの緻密さに驚かされます。そして、蘇州刺繍ならではの優美な光沢感が、数百色もの絹糸を用いた色彩の奥行を深めることで、作品全体にいっそうの優美さを醸します。 日本の刺繍との違いは、比較的刺繍面が薄く盛り上がらない事。
上海や蘇州、杭州などを含む中国の江南エリアには、「水郷古鎮」と呼ばれる、水路で形成された街が存在する。そこは、長江という大河が運んだ土砂の堆積によって作られた土地である。運ばれた土砂が肥えた土だったことから、一帯は農業が盛んになり、さらに水路の存在が物資の交易としての役割も果たしたおかげで、現在のような街の発展にまで至ったのである。
【商品名】 |
江南水郷 |
【品質】 |
高級正絹蘇州手刺繍、検品済み、6〜8本(1本の絹糸は最多16本の微小な糸に割れます、刺繍する際、使ってる微小な糸の本数が少なければ少ないほど、求められる技術も高くなり、完成するまでの時間も長くなります。もちろんできた作品の値段も高くなります。最高級品は1〜4本です。) |
【刺繍本体】 |
40cm×80cm 表装済、額なし |
【表装後サイズ】 |
60cm×106cm |
【土台素材】 |
混紡サテン |
【刺繍素材】 |
高光沢度の100%高級天然シルクを使用しております。 | 配送上の問題のため、当店が預かっている蘇州手刺繍はすべて額(フレーム)なし、表装式のものになっています。メインの写真は額付きとなっていますが、あくまでも額を付けてからの刺繍のイメージを説明したいだけです。利用にあたっては、当社ホームページの編集目的を誤解されるおそれのないようお願いします。 詳しくは当店の蘇州手刺繍に関しての説明をクリックしてご参照ください。 |