EDは通常、加齢と共に増えていくと考えられていますが、近年若年層でもEDに悩む男性が増えてきており、一概には年を取るとEDになる、とは言えなくなっています。
1998年に専門の調査員が20歳以上の成人男性を対象に調査を行った所、全体の81%にものぼる人々がEDに悩んでいるという結果が報告されました。
EDには軽症、中等症、重症という3つの段階に分ける事が出来ますが、勃起が十分ではなく、稀に性行為が出来ないという中等症のED、そして完全に勃起が出来ないという重傷EDの人が多数を占めているようです。
軽症のEDも含めると、成人男性の中でEDと判断される人はたくさんおり、もはや高年者のみの病気では無くなってきているのが現状と言えるでしょう。
EDの相談、苦悩、悩みを持っている男性を年齢別に分けた場合、10代が0.3%、20代が2.6%、30代が9.2%、40代が14.9%、50代が28.1%、60代が32.4%、70代が10.5%、80代が0.9%となっています。
ここではやはり年を取る毎に性機能に衰えが見え始め、加齢と共にEDに悩んでいる人が増えてきている事がわかりますが、重要な事は、なんと10代、20代でも少なからずEDに悩む人がいるとの事です。
また、その他として、女性パートナーからの相談もあるそうです。ここでわかる事は、EDに悩む人は年齢や性別に関係なく、たくさんの人々がEDに悩みをもっている、という事でしょう。 |