子宮ガンは大腸ガン、乳ガン、胃ガンについで4番目に多いガン
子宮ガンは自覚症状がみられにくいガンとも言われていますが、早い段階で発見された場合は治る確率も非常に高いガンの1つです。そのためには定期的な検診と日常生活の予防が大切です!! 子宮ガンには子宮の入り口(頸部:けいぶ)にできる「子宮頸ガン」と、子宮の奥にできる「子宮体ガン」があります。同じ子宮にできるガンでも、原因等は大きく異なります。該当する数が多い場合は、子宮ガンの危険度が高めです。
子宮頸ガン・体ガン
両方に該当 月経時以外に性器から出血がある,黄色や茶褐色のおりものが増えた,月経時の出血量が増える、期間が長引く、周期が不規則などがある,月経時以外に下腹部や腰が重苦しい等の不快感がある,子宮ガン検診を受けたことがない ,子宮頸ガンに該当 性交渉の経験時期が早い,多数の人と性交渉の経験がある,妊娠・出産の回数が多い ,子宮体ガンに該当 閉経している,肥満気味,血圧が高かったり糖尿病がある,妊娠・出産の経験がない
子宮頸ガン 子宮体ガン
性交渉で感染するヒトパピローマウィルス(HPV)が一因 原因 脂肪細胞から分泌するエストロゲン(女性ホルモン)のバランスが崩れるため ,30歳代から40歳代に多いが、最近は20歳代の女性に急増している なりやすい年齢 閉経以降に多くなるが、最近はすべての年齢層で増加。
性交渉の経験時期が早い
多数の人と性交渉の経験がある,なりやすい人,月経不順 ,妊娠・出産経験が少ない ,流産の経験がある ,初期にはあまり症状がない ,月経時以外の不正出血 ,茶褐色のおりものが増える,性行為の際の出血,自覚症状,子宮頸ガンと比較して自覚症状が現れにくい ,月経時以外の不正出血 ,悪臭のするおりもの ,下腹部痛 .性交渉時の感染を防ぐため、コンドームを使用する 予防,肥満を解消する ,煙草は控えましょう 煙草の煙には発ガン物質が多く含まれています。ガン予防にはまず禁煙しましょう。
バランスのとれた食生活
食生活の欧米化によりガンの発症率も高くなっています。野菜や大豆製品を中心にしましょう。 適度な運動 血行を良くして新陳代謝を高めることは、ガンの予防に有効です。無理のない範囲で運動を取り入れましょう。 ストレス解消 ストレスの蓄積は免疫力の低下を招き,発ガンの原因である活性酸素を発生させます。ストレスは上手に解消しましょう。 規則正しい生活 免疫力の強化はガン予防には非常に効果的です。そのために健康な状態を保ちましょう。
ガン検診を定期的に受けましょう 検査方法
細胞診(子宮の一部の細胞を採取して顕微鏡で検査する方法)が一般的。時間は5〜10分程度です。
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