ここでは、精力減退の兆候、言い換えれば男性ホルモンの低下の兆候が見える症状を見ていきたいと思います。これから説明する症状はEDになる前あるいはEDのサインですので、チェックを兼ねて参考にして頂ければと思います。
よく見られる症状には以下の4つがあります。
1.充分な勃起状態でないのに射精してしまうことがある。 2.早漏 3.目がかすむ、視力の低下 4.軽いうつ、ふさぎがち
それでは順に見ていきましょう。
1.充分な勃起状態でないのに射精してしまう。
最もEDに発展しやすいあるいはEDの可能性が高い症状です。これは性交渉だけでなくマスターベーションの際でも同様です。男性ホルモンの分泌が急激に低下するとこのような症状が表れます。具体的には大脳からの勃起中枢神経への伝達がスムーズに行われずに、射精をしてしまう状態です。心因性の機能性勃起障害に発展する可能性あるいはその可能性があります。
2.早漏
早漏につきましては、様々な理由がありますので詳細は別項を参考にして頂きたいのですが、場合によりましてはEDに発展する可能性のある兆候と言えます。例としては自律神経のバランスが崩れている場合や、心因性によるものが挙げられます。
3.目がかすむ、視力の低下
意外に感じられますが、原因が明確でない目のかすみや視力の低下は精力減退、男性ホルモン分泌の低下に相関関係があると言われています。目は様々な体の不調を表すことがありますが、精力減退の症状もその一つです。ただ、性交渉に異常がない場合は初期あるいは別の原因によるものですので過敏に反応する必要はないでしょう。
4.軽いうつ、ふさぎがち
精神的につまり自律神経のバランスが崩れている場合に表れる軽いうつやふさぎがちな症状は心因性の機能性勃起障害や混合型勃起障害になりやすいので、注意しましょう。 |