片頭痛(へんずつう)とは、頭痛の一種で、偏頭痛とも表記する。頭の片側のみに発作的 に発生し、脈打つような痛みや嘔吐などの症状を伴うのが特徴であります。
女性に多く、こめかみあたりが脈打つようにズキンズキンと痛むのが特徴。脳の血管が拡張して血流が増加し、神経を刺激することで起こる。女性ホルモンのエストロゲンの影響や遺伝的傾向があり、寝込んだり、吐き気やおう吐を伴うなど生活に支障をきたす人も多い。
【片頭痛(へんずつう)の主な特徴】
・母親も頭痛持ちのことが多い ・頭を振ったり体を動かすと痛みがひどくなる ・いったん痛みが起こると数時間〜3日ほど続く ・休日や飲酒時など緊張がほぐれたときに起こりやすい ・こめかみを中心に、脈打つようにズキンズキンと痛む。 ・吐き気やおう吐を伴ったり、音や光、においに敏感になる ・月に1〜2回から多い人では週に1〜2回の頻度で起こる ・痛みが出る前に、あくびが出る、キラキラするものが見えるなどの前ぶれ症状がある
【片頭痛(へんずつう)の対処法と予防】
・薄暗い静かな部屋で安静にする ・頭痛の前ぶれなどで痛くなりそうだと思ったら早めに薬を飲む ・痛む部位に氷枕やアイスパックなどを当て、頭痛が治まるまで冷やす ・コーヒー、紅茶、緑茶などのカフェイン飲料をとる(血管を収縮させる) ・睡眠不足や寝すぎ、アルコ−ルやストレスからの解放時など、頭痛の誘因(人により異なる)に注意する |