あなたがコンドームが破けるとか、避妊をしないでセックスしてしまったなど避妊の失敗が起こったなどの場合に、妊娠を防止するということが緊急避妊です。その最も一般的な方法が、緊急避妊ピルと呼ばれるものです。
緊急避妊ピルは妊娠を防止しますが、100%いうわけではありません。無防備なセックスが行われた72時間以内(3日以内)に服用しなければなりません。正確に使用した場合でもおよそ2%に妊娠を防止できない場合があると言われています。
■緊急避妊ピルの安全性 もちろんです。世界では、1970年代の半ば頃より、緊急避妊ピルを使用してきました。ただし、経口避妊薬についても同様ですが、慎重に使用した方がよい人や服用してはいけない人がいますので、不安な方は、処方される医師にお尋ね下さい。
■緊急避妊ピルの副作用 緊急避妊ピルを服用しますと、一時的ですが吐いたり、気持ち悪くなったりする場合があります。時には、乳房緊満、めまい、腹痛、頭痛などが起こることもあります。ただし、これらの副作用は24時間以上継続することはありません。
■緊急避妊ピルの使用上の注意 緊急避妊ピルが頻繁に使用されたとしても、経口避妊薬を避妊目的で継続的に使用している女性に比べて妊娠率はかなり高くなります。したがって、この方法は経口避妊薬の代用とはなりません。
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