精力、男性機能、勃起機能などは加齢と共に段階的に衰え始め、その後中折れが発症します。20代の全盛期の頃は毎日セックスや自慰を行い、かならずオーガズムに達していたのに、近頃途中で冷めてしまい、中折れしてしまう、という中年層の方々は多いのではないでしょうか。 老化が進むようになると中折れが頻繁に起き、セックス中に疲労を感じたり、性欲が冷めるようになります。
EDは、精神的、心理的な原因だけで起こるのではなく、糖尿病や高血圧症などのいわゆる生活習慣病によって引き起こされることが多いようです。男性であれば、ライフスタイル(食習慣、喫煙、飲酒、ストレスなど)によって、誰でもEDになる可能性のある普通の病気といえます。 インポテンスは直訳すると性的不能を意味します。これは人格そのものを否定する響きがあります。この表現と違って、EDは勃起機能の低下という疾患を表す言葉です
インポテンツの治療において病院での診察は、まず最初に医師から患者へいくつかの質問がされます。これはインポテンツの原因を突き止めるものであり、内容は普段の会話では行われないようなものがほとんどですが、恥ずかしがらずに正直に答えた方が改善への近道になります。
「国際勃起 機能スコア5」というもので、名前の通り、ED(勃起障害、インポテンツ 、インポ)を診断する上での国際基準です。最近6ヶ月間の性生活を振り返って、答えて見てください。5項目全て答えて、それを合計します。もし、合計が21点以下の場合には、「ED(勃起障害、インポ、インポテンツ)の疑いがある」とされています。
インポテンツ(ED)患者の中で喫煙者が80%以上のことが現実です。喫煙によるインポテンツ(ED)はどんなものでしょうか。タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる強力な作用があります。ですから、健全な勃起にとっては大敵。陰茎は血管でできていると言ってもよいくらい複雑な血管網で構築されています。その陰茎海綿体を貫く動脈に流入する血液が満たされることによって勃起は起こりますが、ニコチンにより肝心の血管がしぼむので、あそこもしぼんでしまうのです。