松の実の効能・効果について 中国・韓国の料理やデザートに用いられ、漢方薬にも使用される松の実。古くから不老長寿・滋養強壮の種実として広く知られています。薬膳的効能は、肺や大腸を潤すとあり、乾いた咳・便通を良くする働きが期待されています。 また、抗酸化作用のあるビタミンEを含むので、美肌を保ちたい女性には嬉しい食材の一つです。旬を迎える秋〜冬は、栄養価も高く味も良いのでこれからの季節におすすめです。乾燥を感じた時に、2〜3粒の松の実を日本茶に浮かべたり、スープや味噌汁に加えて摂取するとよいでしょう。今回は、潤い成分たっぷりの松の実と、もちもちの食感のあわ合わせた中国おかゆをご紹介します。多めの水分でとろとろに煮込んだおかゆは寒い朝に最適!ガイドレシピは、チキンスープに調味料を足しただし汁で煮込んだ食べ応えのある一品。たんぱく質と炭水化物が効率良く摂れるうえ、塩分の少ないので、お子様の離乳食や高齢者の方にもおすすめです。ぜひお試しください。
秋の味覚・松の実のおかゆの作り方
材料(約4人前) ・米 1/2合 ・あわ 1/2合 ・松の実 50g ・チキンスープ 1,5リットル
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松の実は空炒りすることで香ばしくなります。軽く塩をふれば簡単おつまみにも変身。 1.松の実をフライパンで空炒りする。 |
松の実のざっくりした食感が残る程度でOK。 松の実のさまざまな食感を味わってみて。 |
2.空炒りした松の実の半量をすりばちで粗めにする。 (残りの半量はそのまま使用。) |
途中、米が鍋底に焦げつかないように、 2〜3回かき混ぜる。あわは粘りが強く、 とろみがつきやすいので火加減に注意! |
3.鍋にスープ、調味料を加え沸騰したら、米、あわ、松の実(2.と空炒りしたもの)を加え入れる。蓋をして、弱火で約40分煮込む。仕上げにごま油で香りをつける。 ※塩分控えめのレシピなので、物足りない方は塩をお好みで足してお召し上がりください。
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